団地の原風景
建物タイプ
マンション
広さ
53.55m²
築年月
1974年11月
居住人数
4人
Before
After
団地の原風景
建物タイプ
マンション
広さ
53.55m²
築年月
1974年11月
居住人数
4人
CONCEPT
家族が寄り集まって暮らす団地のノスタルジーを求めた施主様に、家全体が回遊動線でどこにいても家族がつながる間取りで応答。家の中心に配置したダイニングと、下部がWICのロフトの寝室のまわりを自由に動き回れます。黒板の壁やロフトに散りばめた小窓など、楽しく遊べる住まい。
Before Photo
01/01
お施主様インタビュー
家を買おうと思ったキッカケは?
<奥様> 家賃を支払うのをもったいないと感じたからです。あと、定年後も払い続けることは厳しいだろうと思い、このタイミングに物件の購入を決めました。
家を買おうと思った時、不安に思ったことはありましたか?
<奥様> 猫がいるので、4人家族の広さで、ペット可となると、予算内で見つかるだろうか?という不安はありましたね。
リノベ済み物件ではなく、自由設計リノベを選んだ理由は?
<奥様> 自分の好きな形にしたかったからです。子供はたいてい20~25歳で家を出る。そこから先は自分たちが好きなようにできる間取りにしたいなと思っていました。
ゼロリノベを選んだ決め手は?
<奥様> 自分がリノベーションに求めていたことと、ゼロリノベ さんの主張が合致していたことが決め手です。子供が大きくなった時に間取りを変えられるように、先を見越した間取りにしようという点とか。子供たちが出てからは第二の家の形に変えていきたいという考えがあったので、ゼロリノベ さんの可変性という考え方はマッチしました。
空間のコンセプトやこだわりを教えてください。
<奥様> 子供が部屋にこもらない家ですね。将来的にも個室を作る予定はありません。北欧の人みたいに、個人のスペースを狭くしてみんながリビングに集まるスタイルが良いなと思っていて。個人のスペースは用意しますが、やはり家族みんながリビングに集まる家にしたかったです。特にうちは子供が二人とも娘なので、個人のスペースがなくても女の子同士なのであまり気にならないかなと。 あとは、コンパクトで生活しやすい家を目指しましたね。掃除の手間や光熱費などを考慮して、物件購入時からあえてあまり平米数が大きくない家を選びました。広いと、モノもどんどん増えてしまいそうで(笑)
設計プランをしていて楽しかったことはありますか?
<奥様> 全部楽しかったです。間取りを決めるときも、床や壁をどうするのか考えているときも。壁は自分でDIYするのか、照明はどれをつけようとかも結構迷いました。もちろん、予算を抑えるために悩む部分もありましたが、それよりは自分達でどこを作ってみようかという楽しみもありました。 設計担当さんも、とても相談にのっていただけて。鏡の位置の調整とかは、夫婦で身長が離れているので細かく調整してもらいましたね。予算的に厳しいところはハッキリとNOと言っていただけて、本当に予算内におさめられたので助かりました。
実際に住まわれてみて気に入っているところは?
<奥様> ダイニングですね。造作の洗面台、黒板の絵など、この位置からだと全て見渡せるので。
今後購入を考えている方へのメッセージやアドバイスをお願いします。
<奥様> 一つは、家族構成や生活の変化を見越しておいた方が良いということです。今子供がいなくても、将来予定しているのであればなおさらですね。子供がいる/いないで、棚の高さや間取りの広さなども変わってくると思います。場所も、今職場が近いからという理由で選ぶと、幼稚園に行くとなると大変になってしまうかもしれません。実際に子供がいるのであれば、間取りなどに子供の意見を取り入れてみても良いかもしれませんね(笑) あとは、とにかくやりたいと思った事は迷わず全部案を出して言っておくことが一番重要だと思います。「こうすれば良かった・・・。」という後悔だけはないように、自分達にあったお家作りを楽しんでいただきたいです!
53㎡に4人と3匹が暮らすため、限られたスペースを有効に活用
ロフトに開口を散りばめ、猫ちゃんの出入り口とお子さんの遊びになるように計画
食卓を家の中心に配置し、家族がつながる間取りに
お施主様がDIYで家を育てていけるよう、余白を残してお引き渡し
Before Photo